200人が眠る墓地は地元の人がていねいに手入れしてくれている
訪問日:2006年5月xxx日
ウズベキスタンは旧ソ連の国で、いわゆる抑留者が多くいた場所のひとつ。
私の父は満州のハルビンで終戦を迎え、5年をウズベキスタンでいわゆるシベリア抑留者として過ごし、1950年に舞鶴に帰還した。
父親は抑留生活は厳しかったとよく言っていたが、ウズベキスタンの人たちには好印象を持っていたようだ。
この墓のひとつとならず、帰国し自分を生んでくれたことに大深謝。

ウズベキスタン国内では800人以上の方が亡くなっている。
ちなみにシベリア抑留者は全部で60万人。そのうち死亡者は5万5千人。
ウズベキスタンは気候がソ連の地域の中では比較的温暖であったせいか、まだ死亡者の数は少ないようだ。

この近くには日本人抑留者の資料を保存・展示してくれている建物がある。
ここの館長さんはとてもやさしい感じのおじいさんだった。
